夜と朝のあいだ、さよならできないふたり。

どこか人任せなフリーターの新平は、幼馴染で彼女と別れた日に訪れた映画館で佳純と出会う。
意気投合し、夜の街で一緒に過ごす二人。
しばらくすると、新平のバイト先のカフェで佳純が働き始める。
再会に驚く新平だったが、佳純から「彼氏の浮気調査を手伝ってほしい」と頼まれて探偵の真似ごとをする羽目に。
強引な佳純に振り回されながらも、新平は少しずつ彼女に惹かれていくが・・・。

舞台は大阪、映画館でのボーイミーツガールを描いた物語。

大阪の映画館・第七藝術劇場の協力を得て、映画館で出会った男女が再会をきっかけに徐々に惹かれ合っていく様を描く。

メガホンを執るのは、昨年公開作品『凪の憂鬱』が高い評価を受け、国内外で注目を集める磯部鉄平監督。
主人公・新平を演じるのは、子役時代にドラマ『グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜』で反町隆史の息子役を演じ、近年も『きみはいい子』『ちはやふる』シリーズなど数々の作品で活躍を続ける加部亜門。
ヒロイン・佳澄を演じるのは、新宿武蔵野館公開作品『猫は逃げた』『ＳＵＰＥＲ ＨＡＰＰＹ ＦＯＲＥＶＥＲ』や、今年１１月８日(金)より当館シネマカリテにて公開を迎えた『ココでのはなし』など、続々と主演映画が製作され躍進を遂げた山本奈衣瑠。
さらに黒住尚生、永瀬未留、辻凪子、岬ミレホ、日永貴子、木原勝利、川本三吉、辰寿広美、時光陸、大宅聖菜、緒方ちか、などの個性あふれる俳優陣が物語を彩ります。
書き下ろし主題歌は、大阪出身のアーティスト、奇妙礼太郎が歌う「朝までのブルース」(作詞・作曲：早瀬直久)。

真面目だけどどこか物憂げな青年と、破天荒なほど行動的な女性が織りなす、少し変なラブストーリー。