少女はまだ、夜空を知らない

ニューヨークの地下鉄よりさらに下の暗闇でギリギリの生活するコミュニティがあった。ある日、不法居住者を排除しようと市の職員が警備にやってきた。ニッキーは、それから逃れるため、５歳の娘リトルを連れて地上に出ることを決意。全てが新しく初めてのことばかりのリトルは、夜空にまだ見ぬ星を探し続けた。ＮＹの喧騒たる街で、母娘に希望の光は降り注ぐのだろうか・・・

「その場所に子供はいない。５歳くらいの大人はいるけどな。」真実を基にした書籍の印象的な一文の引用から始まる本作は、“今こそ観るべき１本”として公開され、数々の国際映画祭で絶賛された。監督・脚本を務めたのは、短編映画『Caroline』がカンヌ国際映画祭で注目され、遂に長編デビューを飾ったセリーヌ・ヘルド＆ローガン・ジョージ。そして、セリーヌ監督自身がニッキー役を演じ、リトルには新星ザイラ・ファーマーを抜擢。

暗闇の中のぬくもり。初めての地上の光。
母と娘の愛は、どこにいようと輝きを失わない。

ＮＹで必死に生きる母娘の心震える愛の物語がシネマカリテに！
ふたりの愛は、映画館を満天の星空へと変える．．．